バキューム式エアートラップ工法(V.A.T工法)の概要
- ①SKK工法にて自由地下水を低下させ、不飽和ゾーンを設ける。
- ②次に、その不飽和ゾーンを真空気化し、水分、空気等、全てを除去して土粒子のみとする。
- ③その後、その負圧化ゾーンに空気をコンプレッサーや大気圧を用いてトラップさせる。
- ④土粒子の周りにその重力により空気がトラップすると、その後、地下水位を復元してもそのトラップ空気は約85%残り、永久的にトラップされ安定化する。自然状態より5%位多くトラップされる。
- ⑤地震時にはこのトラップ空気により過剰間隙水圧にならず、液状化対策として有効である。
V.A.T工法の概要図
V.A.T工法の説明図